このページでは、双子妊娠中の管理入院について書いています。
こんな方におすすめ
- 双子妊娠中の方・そのご家族の方
- 双子妊娠、管理入院中の生活について知りたい方
こんにちは、岬です。 このページでは、双子の妊娠発覚後から管理入院前の31週までの生活について書いています。 こんな方におすすめ 双子妊娠中の方・そのご家族の方 双子妊娠中の生活について知りたい方 こんにちは、岬です。前回 ... 続きを見る
前回は31週までの双子の妊娠生活を書きました。
【双子妊娠中の生活】双胎妊娠発覚後~31週編
32週、9ヶ月に入るといよいよ管理入院です。
管理入院では何をするのか、何があって、何を思ったのか・・・。
このページでは、32週から36週までの、管理入院から退院までについて書いていきます。
管理入院
32週に入り、管理入院が始まりました。
当時、産科の病棟には双子を妊娠しているママが10人近く入院していました。
そのママのほとんどが、切迫早産と診断され、薬を点滴しながら生活していました。
私は特に切迫早産の兆候がなく、点滴で薬を入れたり安静を指示されることはありませんでしたが、妊娠糖尿病と診断されていたので、血糖測定と糖尿病食での管理をしながら、妊娠の経過をみてもらっていました。
双子を妊娠しているママとは、同じ立場と言うことですぐに打ち解け、DD?MD!MM!?などと言いながら、ワイワイ。

管理入院中の生活:岬の場合
7時起床、21時消灯でした。
朝の体重測定、毎日何度かの検温や血圧測定、随時行われる血液検査の他に
毎日夕方になるとNSTと赤ちゃんの心音検査(病室にて)
週に1~2回、子宮頚管をみる診察(処置室にて内診)
妊婦健診の日は、病棟内の診察室での健診
がありました。

私の場合は、毎日4回(食事前と就寝前)の血糖測定と、糖尿病食と間食(15時と21時)による血糖管理、内分泌内科の受診でした。
特に指示がなければ、歩き回ったりシャワーを浴びたりすることができます。
点滴をしている友達も、シャワーの時は外してもらってシャワーを浴びていました。
双子ママの他にも、自分の体や子どもにトラブルを抱えているママもいました。
病室の中にはいつも様々な不安があったけれど、お互い話を聞き合ったり、いっしょに笑ったりすることで、みんな前を向くようにしていたと思います。

明るくて、楽しそうでいいね。

管理入院中の家族の生活
上の子2人は管理入院の1か月間、夫にみてもらいました。
夫の職場に理解してもらい、保育園の送迎をしてもらい、ごはん、お風呂、寝かしつけ・・・。
夕食の用意は妹に手伝ってもらいました。

毎日、夕方は夫や妹と事務連絡の電話。
同じ部屋の新婚の友達からは「ずいぶんと事務的だね。」と言われていました・・・。

たしかに、新婚さんの電話内容とは全く違いますね・・・。
管理入院に持っていってよかったもの3つ!
私が、1ヶ月の管理入院で、持っていって良かったと思ったものを紹介します!
PSP(+イヤホン)
携帯ゲーム機なら何でもいいと思います。
他にもある中で、なぜPSPかというと、「ぼくのなつやすみ」のソフトを持っていたから!!
シリーズすべて持っていますが、「ぼくのなつやすみ4」を選択!!

ゲームの中で動き回り、たくさん遊びました!

懐かしく感じる、おばさんの家。
釣りをしたり、夏祭りに行ったり。
不安や心配な気持ちは「ぼく」(主人公)でいる間は忘れられました。

まわりの迷惑にならないようにイヤホンを忘れずに!
マッサージクッション
私が持って行ったマッサージクッションは「ルルド」です。
一番助かったのは、頭痛が酷くて眠れない時。
首と頭の間(うなじと耳の間)をゴリゴリあてると、痛みが軽減しました。
入院する時に持っていかなかったのですが、これがないと本当につらかったので、仕事終わりの夫に急遽持ってきてもらいました。
抱き枕
家では使っていましたが、大きいし荷物になるしと思って入院する時にもっていくのはやめました。
そしたら、その過ごしにくいこと。
掛け布団を丸めて脚に挟んでいましたが、柔らかい上に、今度は体に掛けるものがなく肌寒い・・・。
ルルドと一緒に夫に持ってきてもらいました。

過ごしやすい!楽!快適!安心する!!
入院時、一番忘れちゃいけない物でした。
入院仲間
同時期の出産人数がかなりいたので不安や期待を共有しながら、心配や苦痛もあるけど、お友達がいることで楽しい入院生活が送れたと思います。
そのころできたお友達とは、今でも連絡を取り合っています。
戦友のような、そんなつながりで、存在自体がもう心強いのです。
出産の時などは、知っている助産師さんがいてくれると本当に心強く感じました!
そして、退院前日に陣痛!?
さぁ明日、退院だ!という日の夕方

まあまあ、痛いな・・・。
助産師さんに言って、NSTをしたら・・・

荷物をまとめてください!
と、移動した先が陣痛室!

陣痛室に移動し、夫にも来てもらいました。
でも、何かが違う感じがしました。
40~50分おきには痛みがくるのですが、ガツンとした痛みではなく、アイタタタタ・・・。とういうような痛み・・・。
朝まで痛みはありましたが、痛みの間隔が縮まっていかず、間隔も長かったり少し短かったりとバラバラでした。

痛いは痛かったのですが、ガツンとした痛みは結局きませんでした。
初めてなら、この細かい違いは分からなかったと思います。
1人目や2人目の陣痛の始まりの時にいきなりきた、ギュン!やガン!という痛みではありませんでした。
痛みも強くならず、徐々に弱まっていき、一度退院することに。

そこそこ痛いのに、陣痛につながらないこともあるんですね・・・。
また陣痛来たら連絡してね~!
じゃ僕は(息子の)学校行事行ってくるね~!


陣痛のような、でもなんかちょっと違うような、何だか変な感じ。

今まで前駆陣痛がなかったので「この刺激で、本陣痛は来ないのかなぁ。」と不思議に思っていました。
管理入院まとめ
9ヶ月に入って1ヶ月間管理入院しましたが、毎日NSTと心音検査で赤ちゃんの様子をみてもらい、自分の体もみてもらうことで、安心することができました。
上の子2人もがんばりました!
だんだんとむくみがひどくなり緊急帝王切開になった友達や、特に症状がなかったのに、いきなり妊娠高血圧症候群になってしまい緊急帝王切開になった友達もいて、妊娠のリスクと恐ろしさも目の当たりにした入院生活でもありました。
(2人とも無事に出産しました!)
不安や心配を抱えながらも、入院中にできた友達と楽しく過ごせた1ヶ月。
私はいろいろな人と知り合えて、顔見知りになれて、友達になれて、本当によかったと思っています。

さて、退院時の前駆陣痛から2日後に本陣痛が始まります。
次回双子リズム。は、生まれた双子の様子と出産後の入院生活について書きたいと思います。