このページでは、双子の出産方法について書いています。
こんな方におすすめ
- 双子の出産は帝王切開のみだと思っている方
- 双子の出産について知りたい方
こんにちは、岬です。
双子を妊娠した=帝王切開になる
こう思う方が多いのではないでしょうか。
私も当たり前のように
「双子の出産はすべて帝王切開になる」
と思っていました。

双子を下から産むこと
おなかの子は双子だと発覚して、しばらくたったころに思いました。

帝王切開って、どんな感じなのかな・・・。
と。
それが、主治医から「下から産む可能性もあります」と聞いた時の衝撃。
どっと押し寄せる不安。
2人いて、下から産むって、赤ちゃんは無事に生まれてこれるのだろうか。
あんな強い痛みの中「ちょっといきまないでください!!」なんて言われても、勝手に力がは入ってしまうかも。
1人目が生まれた後に、空間ができて2人目の子がひっくり返ったりしないのだろうか・・・。
当時は(2014年)調べても調べても、双子の自然分娩について、私が欲しかった体験談や詳細はあまり出てきませんでした。
まず双子の自然分娩を行っている病院が少なく、その中でも下から産む場合はすべて無痛分娩にするという病院もありました。
「双子でも自然分娩できますよ!!」という、自然分娩の方がよいというような言い回しもあり、「あれ、下から産むことに不安になっている私は少数派なのかな」とも思いました。
しかし、次々出てくる双子を下から産んだ場合のリスクの話・・・。

私は双子を下から産む場合のリスクばかり気になっていました。
双子を下から産む条件
通っていた病院は、周産期医療に関して素晴らしい技術と施設が整っている病院でした。
双子を下から産む条件は
妊娠34週以降であること
おなかの子2人の推定体重が、それぞれ1800gを超えていること
おなかの子が2人とも頭を下にしていること(逆子でないこと)
前回の出産が帝王切開ではないこと
妊娠高血圧症候群など、他に帝王切開にすべき理由がないこと
でした。
~27週から33週頃~


~34週頃~

下から産みましょう!!


めっちゃ不安です・・・。

双子を下から産むリスクの話が頭をよぎります。
自分のリスクのことはまったく考えていませんでした。
2人の子どもが、無事に生まれてくれれば。
その思いだけでした。
無痛分娩に決定
通っていた病院は、無痛分娩を行っている病院でした。
以前から「2人目の出産が満足いくものだったので、3人目は無痛分娩を経験してみたい」と思っていました。
もちろん、無痛分娩にもリスクはあります。
当時はまだ実施例もそんなに多くありませんでした。

でもやはり、
双子出産時に、今いきまないでと言われても勝手に体に力が入ってしまうかもしれない恐怖
産んでいる感覚、産道を通っている感覚を知りたいという気持ち
出産の景色を、記憶としてしっかりと刻みたいという思い
があり、家族とも相談して、無痛分娩を希望することにしたのです。
参考リンク 厚生労働省 無痛分娩を考える妊婦さんとご家族のみなさまへ
双子の出産:岬の場合
通っていた病院は、陣痛が来る前に入院して麻酔や陣痛促進剤を入れて出産する計画無痛分娩ではなく、自然に陣痛が来るのを待って、ある程度子宮口が開いたら、麻酔を入れるという方針でした。
「ある程度子宮口が開いたら」と書きましたが、双子出産当時(2014年)は、確か7cmを超えたくらいで麻酔を入れてくれたので、けっこうかなりめちゃ痛い!くらいまで、麻酔なしで痛みを逃していました。

実際の双子の出産は「おしるし」から始まりました。
双子の出産について、詳しくは別記事に書いています。こちら↓↓↓をお読みください。
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【ドキドキの出産!!】出産体験記:双子の時
このページでは双子の出産時の様子について書いています。 こんな方におすすめ 出産体験記を読みたい方 双子の出産について知りたい方 双子の自然分娩や無痛分娩について悩んでいる方 こんにちは、岬です。1人 ...
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双子の出産方法が下から産むことに決まり、不安でしかたがありませんでした。

不安になってもならなくても同じ一日は過ぎていくのに、毎日本当に不安でしかたがありませんでした。

無痛分娩を選択したことで、出産後はぐったり疲れたもののそこまで疲れを引きずることなく、双子育児にうつることができたと思います。
出産は、どんな方法であっても不安はつきものです。

毎日、赤ちゃんのことを考えていたわけですから。
こういう人もいたのだと、私の体験談や不安だった毎日が、誰かのお役に立てれば幸いです。