子育て

【母乳とミルク】どっちがいい!?混合は?

このページでは母乳とミルクについて書いています

こんな方におすすめ

  • 母乳とミルクのよいところを知りたい方
  • 「母乳とミルク、どっちがいい」と悩んでいる方
  • 「絶対〇〇の方がいいんじゃないか」と思っている方
  • 完母と完ミ、両方経験した人の話を読みたい方

こんにちは、岬です。

母乳とミルク。

赤ちゃんが生まれたら、多少なりとも悩んだり考えたりすることですよね。

足りてるのかな?足りてないのかな?
母乳があまりでなくてへこんでしまう・・・。
母乳が出すぎて乳腺炎がつらい・・・。

母乳の悩みはそれぞれにありますよね。

こみさき
初対面で、母乳かミルクかわざわざ聞いてくる人もいます・・・。

今回は母乳とミルクについて書いてみたいと思います。

最初に結論を言ってしまいますね。

母乳でもミルクでも、どちらでもいい。

ママの体質や環境、状況によりますから、人それぞれです。
悩むことはあっても、思いつめる必要はまったくありませんよ。

母乳とミルク:岬の場合

今回は最初に私の場合はどうだったかを簡単に書きます。
頭の片隅において、読み進めてみてください。

1人目→母乳(完母)
2人目→母乳(完母)
双子 →母乳(完母)
末っ子→ミルク(混合→完ミ)

末っ子の時だけミルクです!

母乳について

母乳には赤ちゃんやママにいいことがたくさんありますので、あげていきますね。

母乳の良いところ

免疫物質が含まれている

母乳には、免疫物質が含まれているので、赤ちゃんに届けることができます。
特に初乳(産後3~10日くらいまでの母乳)にはたっぷり含まれています。

最初は、黄色のトロッとしたような母乳(初乳)が出ます。

消化吸収がいい

母乳は消化吸収がよく、赤ちゃんに負担をかけません。

赤ちゃんの成長に伴い、成分が変わる

母乳は、赤ちゃんの成長といっしょに、成分が変わっていきます。
常に、その時の赤ちゃんに合った母乳になるのです。

乳幼児突然死症候群(SIDS)の発症リスクを抑える

母乳で育てられた赤ちゃんの方が、発症率が低いことが研究者による調査から分かっているそうです。

参考リンク 厚生労働省 乳幼児突然死症候群(SIDS)について

母乳育児の良いところ

赤ちゃんとふれあえる

母乳をあげられるのはママだけです。
肌に密着して授乳することで、安心感、幸福感が得られます。

どこでもすぐにあげることができる

赤ちゃんが欲しい時にすぐにあげられます。
常に授乳ケープを持ち歩いていました。
お湯もいらないし、準備もしなくてもいいので、赤ちゃんもママも気持ち的に楽ですね。
哺乳瓶の消毒などの手間もかかりません。

ママの産後の回復が早くなる

母乳をあげると、ホルモンが分泌されて子宮が収縮します。
また、授乳はエネルギーを使うので、産後ダイエットの助けにもなります。

ミルクについて

ミルクというか、ミルク育児によいところがいっぱいあります。

ミルクの良いところ

栄養など、研究されたうえで製造されている

メーカーさんが、それぞれポリシーをもって、研究し製造されています。
缶入り、スティックタイプ、キューブタイプ、液体タイプなどがあり、様々な状況にあわせて使えます。

飲んだ量が分かる

どれくらい飲んだのか分かるので、「飲めてるのかな?足りてるのかな?」と考える必要はありません。

ミルク育児の良いところ

ママでなくてもあげられる

パパや兄弟もミルクをあげることができます。
これはミルク育児の最大のメリットかなと思います。

僕も末っ子の時はたくさんミルクをあげました。
小さい赤ちゃんを抱っこしながらミルクをあげられて幸せでした。

どこでもあげられる

授乳ケープもいらず、授乳室を探す必要もなく、文字通りどこでも赤ちゃんにあげることができます。

ママが病気の治療をすることができる

母乳をあげていると、母乳を介して赤ちゃんに影響するおそれがあるので、薬を飲んだり病気の治療をうけたりすることは制限されます。
ミルクの場合はそれがないので、治療をうけることができます。

ママが飲み物や食べ物に神経質にならなくてすむ

薬といっしょで、赤ちゃんに影響する恐れのある食べ物や飲み物の制限がありません。

乳腺炎の心配をしなくてもよい

胸の状態を気にかけたり、乳腺炎になりやすい物を避けたりしなくてもいいというのは気持ちが楽です。

母乳育児とミルク育児

最初に書きましたが、体質や環境状況により人それぞれです。

金銭的なことを言えば、私はあまり変わらないんじゃないかと思います。
ミルク育児はミルク代がかかりますが、母乳育児はママの食費が増えます!

すごくおなかが減るよ!
定食は2食以上、回転ずしは20皿以上!
それでも体重は落ちたな・・・。

さらに、ケアや治療でもお金がかかります。
母乳のためのお茶や、乳腺炎の治療で数万円も・・・。

乳腺炎になりにくい体質なら、母乳育児の方が金銭的には楽かもしれませんね。

母乳育児とミルク育児:岬の場合

1人目→母乳(完母)

もう出すぎて乳腺炎になりすぎて辛かったです。
産後の入院中は初乳をあげながらミルクも足していました。

2人目→母乳(完母)

1人目と同じですね。
産後の入院中は初乳+ミルク。
その後は母乳で育てました。

双子→母乳(完母)

産後の入院中は初乳+ミルク。
その後1ヶ月くらいは搾乳して、哺乳瓶で母乳をあげていました。

末っ子→ミルク(混合→完ミ)

産後の入院中は初乳+ミルク。
その後、3ヶ月ころまでは混合で育てました。
4ヶ月ころから完ミです。
末っ子の時は、私の体調も万全ではなく乳腺炎のトラウマもあり、母乳推進の病院でしたが、

助産師さん
岬さんは、いいよ!
自分の体、大事にして!!

と言われ、
助産師さん
薬で母乳止めようか?

とまで言われました・・・。

薬を使うと、初乳もあげられなくなるようだったので、自分で母乳を出にくくする処置をとりました。

産後2日後くらいからガチガチに張ってくるのですが、そこで冷やすと母乳が出にくくなります。

初乳はあげたかったので、薬は使わずに、とにかく保冷材で冷やして分泌を抑えるようにしました。

母乳育児を考えている人は、冷やさないようにしてくださいね!

母乳とミルクの混合育児

・完母で育てたいけど、足りないからミルクを足す
・人に預けられるように、母乳は出るけど、ミルクでも育てられるようにしたい

という場合などに「混合」になると思います。

母乳とミルクの混合で赤ちゃんを育てているママは、間違いなく「自分の意思を強く持っている人」です。
混合にする理由はそれぞれだと思いますが、「混合で育てる」という強い気持ちがないと、混合は続きません。

完母か完ミの方が、ママの負担が少ないからです。
母乳をあげつつ、ミルクもあげるということは、母乳育児の大変なところもミルク育児の大変なところも全部ひっくるめて受け入れるということです。

混合の時は大変だったな。
混合のママ、がんばってる!

おわりに

何度も書きましたが、ママの体質や環境、状況によって、生活に合った方法をとればいいと思います。

「母乳の出が悪いけど、母乳育児がしたい」と思えば、母乳が出る方法を試してみて、それでもうまくいかなければミルク育児にしたらいい。
「母乳は出るけど、いろいろ試してみても足りない」と思うのなら、混合で頑張ってみればいい。
ミルク育児をしたかったけど、体質や生活、環境を考えて母乳育児の方が合っているのなら、母乳育児にしたらいい。

そう思います。

私は母乳育児もミルク育児も混合も経験しましたが、その時その時で、それが一番いい方法だと思ったからです。

〇〇が絶対いい!
〇〇じゃないとダメだ!!
という考えは、育児には必要ありません。(安全面以外は)

人それぞれの生活と考え方がありますから、自分に合う方法で赤ちゃんと向き合えば大丈夫です。
かわいい赤ちゃんとの授乳生活を楽しんでくださいね。

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