こんにちは、岬です。
前回は双子の管理入院について書きました。
その管理入院から退院した2日後に出産。
-
【ドキドキの出産!!】出産体験記:双子の時
このページでは双子の出産時の様子について書いています。 こんな方におすすめ 出産体験記を読みたい方 双子の出産について知りたい方 双子の自然分娩や無痛分娩について悩んでいる方 こんにちは、岬です。1人 ...
続きを見る
不安だった出産が終わり、双子育児生活が始まります。
このページでは、生まれた双子の様子、産後の状態や生活について書いていきます。
双子誕生!!その後
朝方1人目が生まれ、その12分後に2人目が生まれました。
赤ちゃんの体重を測り、綺麗にしてくれて、2人一緒にカンガルーケアをしました。
小さくて、ふにふにで。
とにかく無事に生まれてきてくれた感謝の気持ちでいっぱいでした。
2200gと2100gで、2500g未満だったので2人とも低体重出生児としてNICUへ。
私は手術室から回復室のようなところへ移動し、数時間過ごしました。
出産の興奮冷めやらず、まったく眠れませんでしたが、横になって休みました。
途中、朝食がでましたが、無痛分娩とはいえ出産の疲労で食べる労力が残っておらず、全く食べられず・・・。

その後、病室へ。
- 2人の赤ちゃんをお世話するとなると、まわりに迷惑がかかりそう
(赤ちゃんのベッドも2つで場所はとるし、泣き声も2倍) - 手が欲しくなり、面会がしやすい方がよい
- 家族1人が一緒に泊まり、双子育児を一晩経験できるプログラムがあった
という理由で個室を希望していました。
(ちなみに、私が出産した病院では、陣痛の入院時に個室の希望を出すと、まだ個室を使っていなくても、その時から個室代が発生します・・・。)
個室に移動になり、そこへ助産師さんが胎盤を持ってきてくれました。

バースプランに「胎盤が見たい」と書いていたからです。
今までは見ることなく、処理されていたと思いますが、今回はどうしても見たかった。

持ってきてもらった胎盤は思ったよりも大きく、何か包容力のような、どっしりとした感じを受けました。
小さかった方の子のへその緒は、胎盤の隅の方から伸びていました。
小さいとはいえ、2人がほぼ同じくらいに育ってくれたことを考えると、子どもも胎盤もがんばったんだなぁという思いでいっぱいでした。

何度もお礼を言いました!
自分の体の一部ですが、独立したとても大きな存在に感じられたのです。
内臓や血が苦手でなければ、バースプランに書くのもアリだと思います。
ちなみに、末っ子の時も、胎盤を見せてもらいました。
後陣痛
今まで経験したことがなかった、アレをついに経験することになりました。
後陣痛です。

経産婦さんが経験することが多く、人によっては、陣痛よりも痛いとか・・・。
私は、双子で子宮が伸びきっていたせいか、産後の子宮の収縮がよくなかったようで、点滴で収縮剤を入れていました。
そのせいなのか、双子だったせいなのか、けっこうな後陣痛だったようです。
というのも、実際は痛いという感じの痛みではなかったからです。
どんな痛みだったかと言うと、

という感じ。
トイレに行きたくても、数センチずつしか前に進めない・・・。
子宮収縮剤を点滴で入れていましたが、そのせいなのか何なのか・・・。
不思議な感じでした。
動かすと痛かったから動けなかったのか、、、動きたい気持ちがあるのに、動けなかったのです。
家族が面会に来てくれても、NICUまで車いすで行くという・・・。
(前かがみで数センチずつ前に進む私をみつけて、助産師さんが車いすをダッシュで持ってきてくれました。)
これがあの有名な後陣痛か・・・!?
なんだろう、陣痛の痛みとはジャンルが違うな・・・。


人によって感じ方が違うのかな??
次の日には動けるようになり、痛みと言うほどのものは感じませんでした。
子宮の収縮も順調のようでした。
ちなみに末っ子の時は、「5人目だし後陣痛あるんだろうな」と思っていましたが、実際は、まったく痛みを感じませんでした。
双子の時だけでした。
母子同室
出産した日の翌日、双子のうちの一人(大きい方の子)がNICUから私の部屋に移動してきました。
2日目にして、母子同室になりました。

妊娠糖尿病でしたが、生まれた子は2人とも、巨大児でも、低血糖でもありませんでした。
体重は2500gに届かなかったものの、他に症状がなかったため(諸々の事情により)NICUから出てこれたのだと思います。
もう一人の子は、まだ少し体重が欲しいということで、NICUと私の部屋を行ったり来たりしていました。
授乳と沐浴と家族同室プログラム
同室の子には授乳をし、加えてNICUにいる子のために搾乳をしていました。
母乳は出すぎる体質ですが、最初の何日かはまだ十分には出ないので、ミルクを主にあげていました。
沐浴は、病棟で同室の子を入れ、NICUに行って、もう1人を入れるという感じでした。

自分の体を休めるために、赤ちゃんのお世話を助産師さんに代わってもらったり、面会に来た家族にやってもらったりしながらの入院生活でした。

家族の一人が泊りで赤ちゃんのお世話をするプログラムには夫が参加し、一晩子ども2人のお世話をしてみました。

今はまだそこまで大変さは分からないけど、もう少し大きくなったら大変そうだぞ。
(しかし、一晩でも眠いは眠い。)

新生児のお世話は3回目だったし、子どもたちもあまり泣かなかったので「(今までも)こんな感じだったよね」という感想にとどまりました。
双子育児の大変さはこの時はまだそこまで感じませんでした。
双子育児については今後記事をあげていきますね。
双子育児生活の中で「これ、過労でヤバイことになる(倒れる)んじゃないか・・・。」と思うこと多数・・・。
もちろん、楽しさ可愛さもいっぱいです。
双子リズム。次回は退院後の生活はどのようなものだったのかを書きたいと思います。